メグスリノキが・・・
- 院長日記
こんにちは。
当院の入り口にあるメグスリノキがついに枯れてしまいました。
シンボルツリーともいえる大事な木でしたが
数年前から根元にカミキリムシが入ってしまい弱っていました。
何とも残念です。
痛みや不安を抱えて来院する患者さんを出迎えたり、
道行く人々に安らぎと涼をあたえてくれたり、
人知れず大役を果たしてくれていたことと思います。
感謝です。
3年ほど前に大量の実をつけました。
一般的に樹木はその命が終わりそうになると最後の力を振り絞って
たくさんの実を作り、種子を飛ばして子孫を残そうとするそうです。
倒れてもいけないので、先日庭師の方に切ってもらいました。
ちなみに「メグスリノキ」は日本国内に自生する
ムクロジ科カエデ属の落葉高木で
その名の通り、室町時代から江戸初期にかけて
枝や樹皮を煎じて目薬にしていたそうです。
秋には美しい紅葉を見せ楽しませてくれました。
根元に小さなモミジが伸びてきています。
代替わりできるかな?