皆さんは治療が終わったあと、再びむし歯や歯周病になり、治療を受けた経験はありませんか？
予防歯科とは、定期的に「検査、管理、予防処置」等のメインテナンスを継続して行うことにより、そういった治療終了後の病気の再発を予防していくことのみならず、そもそも治療に至らずに済むよう、健全な状態を維持するためにお口の中を管理することです。ここ最近では国も予防歯科の重要性に着目し、歯周病治療を行った患者の術後管理を保険診療に組み入れています。
そのため当院では治療終了後、3ヶ月ごとのメインテナンスをおすすめし、リスクの少ない方は間隔も少しずつ長くしながら、患者さんのご負担が少なくなるように進めていきます。
予防歯科を受けることにより、普段から患者さん一人ひとりのお口の中の状況に合わせた適切な歯みがきを行うことができ、将来的に歯を失うリスクを大幅に減らすことができます。
厚生労働省や日本歯科医師会は「8020運動」という、80歳で自分の歯を20本以上残そうとする運動を推進しています。
自分の歯が20本以上残っていれば、一生おいしく食事をすることができ、全身の健康にも繋がります。
Point01
歯科医師や歯科衛生士が専用機器を用いて歯のクリーニングを行う予防メニューです。どんなにブラッシングを頑張っている方でも、磨き残しは起こります。特に歯と歯の間、歯と歯ぐきの溝などの歯垢は磨きにくい箇所です。PMTCならば、細かな歯垢の汚れも除去。また歯を研磨することで、歯垢の付着しにくいキレイな歯を目指せます。
料金
上下 6,600円(税込み)
| 治療期間 | 1日 |
|---|---|
| 治療回数 | 1回 |
Point02
むし歯や歯周病のリスクが高い場合は、スケーリングを行っていきます。スケーリングはスケーラーと呼ばれる専用の器具を用いて、歯根の表面に沈着している歯垢や歯石を取り除く処置です。スケーリングを続ければ、お口の中の細菌数が減少し、歯周組織の炎症を改善する効果が期待できます。
Point03
当院では、実際に患者さんのブラッシング方法を拝見し、磨き方の癖などを指摘します。そのうえでアドバイスを行い、正しい歯ブラシの使い方をサポートするのが特徴です。日々のセルフケアの精度が高まれば、それだけお口の健康を維持する効果が期待できます。
むし歯や歯周病が無くても3～6ヶ月に一度はご来院いただき、定期的に歯の検診を受けることをおすすめしています。定期的に歯科を受診することで歯への意識が高まり、予防や早期発見・早期治療に役立ちます。
そして、それは患者さん自身の身体的・経済的負担の軽減にも繋がります。
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