6月4日から10日まで「歯と口の健康週間」です。
- 院長日記
こんにちは。
今日6月4日(木)~10日(木)まで「歯と口の健康週間」です。
お口を衛生的に保つことは全身疾患リスクを低減したり、
さまざまな感染症予防につながったりすることがわかっています。
お口をきれいに保つことと感染症予防?
どんな関係があるのでしょうか。
実は歯周病菌が産生するプロテアーゼの一種が
ウイルスがヒト細胞内に侵入することを手助けすることが分かっています。
エビデンスレベルが高いとは言えないかもしれませんが、
インフルエンザでは食後のブラッシングなどの基本的口腔ケアで
小学校での学級閉鎖率が明らかに下がったという報告や、
介護施設での口腔ケアや歯科医療従事者の介入により
インフルエンザ感染率が1/10程度になったという報告もあります。
新型コロナウイルスにおいても詳細のエビデンスはありませんが
理論上はこのことが当てはまります。
また、新型コロナの肺炎患者の症状が急に重篤化するケースにおいては
口腔内の細菌が唾液誤嚥等により一気に呼吸器官にまで到達し
免疫力の弱い患者の肺で炎症を悪化させるのではないかとも言われています。
ここ最近は当院においても不急の歯科治療は見送りやキャンセルにて
様子を見ながら急を要する患者さんの診療を優先的に行っておりましたが、
非常事態宣言解除に伴い、6月からは徐々に
これまでの治療スタイルを取り戻しつつあります。
もちろん日常的な感染予防策に加え可能な限りの追加予防策を講じて
患者さんをお迎えしております。
できる限り「密」を避けるためにお待たせしないように心がけております。
ご自身が不急と思われる治療や、定期的なメインテナンスも
そんなわけでとっても大切な治療なのです!!
迷ったらまずはかかりつけ歯科医師にお電話にてご相談ください。
お時間が合わない方は当院であれば問い合わせフォームからご相談ください。
「歯と口の衛生週間」にあなたのお口見直してみてはいかがですか?
私たち岡谷下諏訪歯科医師会では6/4に岡谷市民新聞と下諏訪市民新聞に
「歯と口の衛生週間」の広告を出しました。
動画もあります。ぜひご覧ください!!
又、同日より同紙を含む地方紙にて長野県歯科医師連盟の広告も出ます。
こちらもぜひご覧ください。