インプラント

インプラントとは

インプラントには、もともと医学用語で「植立する」という意味があります。失われた歯の場所に歯根の代わりになる人工の歯(インプラント)を埋め込み、その上に歯を取り付ける治療法を「インプラント治療」といいます。
インプラントは「第2の永久歯」といわれるほど、機能的にも、見た目的にも、天然の歯にもっとも近く、最近インプラント治療を受ける方が急速に増えています。
最近話題になっている心臓移植や肝臓移植は、ドナーという臓器提供者がいて初めて成り立つものです。それを医学用語でトランスプラント(移植)といいます。
一方、インプラントは生体にとって無刺激・無毒で、体に適応しやすい性質(生体親和性)の高い人工的なものをその臓器の代わりに使います。例えば、人工腎臓や人工関節などが、それにあたります。歯科インプラントも同じように歯の代わりをする金属(チタン)などの人工素材を利用しています。

インプラントの流れ

  • Step01

    抜歯後

  • Step02

    インプラント埋入

  • Step03

    縫合後

  • Step04

    アバットメント装着

  • Step05

    クラウン装着

従来の治療法との違い

従来の治療法

ブリッジや入れ歯の場合、両隣の歯を削って人工の歯をかぶせるか取り外しの入れ歯を入れます。

入れ歯・ブリッジのデメリット


  • 噛む際に、削られた歯に負担がかかり傷みやすいです。
  • 歯根のない歯茎は、噛むことによる刺激がないため、次第にやせてしまいます。
  • 取り外しの入れ歯は管理が大変であり、バネが気になります。
  • ブリッジは両隣の歯を削って被せる必要があります。

インプラント治療

インプラントの場合、該当箇所に直接インプラントを埋め込み、その上に人工の歯冠を固定します。

  • Meritメリット

    • 隣の健康な歯を利用しないため、周囲の歯に傷をつけたり、負担をかけたりしません。結果的に自分の歯を長持ちさせることができます。
    • 噛んだ時の力を骨で支えるので歯茎を健康に保つことができ、硬いものもしっかり噛めます。
  • Demeritデメリット

    • 保険対象外につき、費用が他の治療法よりも高額になります。
    • オペが必要になります。
    • インプラント治療終了後も、定期検診が必要です。

当院のインプラント治療の特徴

国産のインプラント体

国産メーカーの京セラ製インプラント体を使用してインプラント治療を行っております。インプラント体は全世界で100種類以上あります。京セラのインプラント体は、1978年に日本初のインプラント体を発売して以来、国産メーカーとして最も歴史があり、多くの歯科医師が信頼を置いています。

CTによる検査

インプラント治療をしたい場所に十分な骨があるかどうか、神経血管がどこを走行しているか、骨の状態を3次元的に把握する為にCTを使い精密な検査・診断を行っています。
CTを使いお口の中の状態を詳しく検査することにより、治療の精度を高め、安全にインプラント治療を行うことができます。

骨を作るインプラント治療

当院では、骨の量が少ない方でもインプラント治療を受けることができます。
他院でインプラント治療を断られ、諦めてしまっていた方は是非ご相談してください。

当院で行っているインプラント治療

GBR(骨誘導再生)法


GBR(骨誘導再生)法とは、骨の幅や高さが足りずインプラントを埋め込むのが難しい場合に、骨の再生を促す特殊な膜を使用して骨の幅や高さを増やす治療方法です。

サイナスリフト


サイナスリフトとは、骨の厚みが3~5mmより少ない時や多数の歯が欠損しているときに行います。
骨の量が少ないため、インプラントを同時に埋入することができません。まずは骨の移植のみを行いしっかりと骨の量が増えた後にインプラントを埋入する治療方法です。

ソケットリフト


ソケットリフトとは、サイナスリフトに比べ骨の移植と同時にインプラントを埋入することができる治療方法です。
しかし、しっかりとインプラントが固定できるだけの骨の厚み(最低3~5mm)がなければ施術することができません。

インプラント診療の流れ

  • Step01
    ヒアリング

    患者さんの歯の悩みや症状などをヒアリングします。また全身管理についても確認させていただきます。

  • Step02
    診察

    実際に口の中を見せていただき、歯並びや顎の関節の状態を診察します。

  • Step03
    検査

    インプラントに対しての適合性をCTなどを使い診断し、画像診断、模型診断や口腔内写真等をとらせていただきます。

  • Step04
    手術

    インプラントを顎の骨に植えるために、歯肉を開きインプラントと同じ大きさの穴を骨に作ります。骨の穴にインプラントをねじ込み、固定します。固定が完了したら歯肉を閉じます。 治癒を待ち、2~5ヶ月ぐらい(個人差があります)で骨とチタンがしっかりと結合します。インプラントが骨と結合したら、人工歯を取りつけるための部品を連結し、歯ぐきの形を整えます。 口の中の型をとり、仮の歯を作製します。噛み合わせを調整し、歯肉の治癒を待ちます。 人工歯をインプラントに装着し、お手入れの仕方などを練習します。

  • Step05
    メインテナンス

    インプラントの治療が終われば、それで安心というわけにはいきません。歯磨きを十分に行わずにインプラントの周りに歯垢がついた状態で放っておくと天然歯と同様、歯周病のような状態になり、インプラントの周りの骨がやせてしまってグラグラ動いてしまうこともあります。 インプラントを長持ちさせるためには、毎日のお手入れが重要です。また、必ず定期検診を受けるようにしてください。

    ※ご注意点
    インプラント治療はどなたでもできるという治療法ではございません。 医師が治療可能かどうか一度ご確認致しますのでご来院をお願い致します。

費用・治療期間について

インプラント治療の費用

(1本埋入の場合の例) 

診断

3,300円(税込み)


資料作成

3,300円(税込み)


手術(インプラント1本を含む)

242,000円(税込み)


クラウン(ジルコニアクラウンの場合)

※アバットメントを含む 137,500円(税込み)


※お口の状態で費用が変動する場合があります

インプラントの治療期間

治療期間 半年~1年
治療回数 10回以上

インプラントに関するよくあるご質問はこちら

インプラントに関するご質問は下記よりご覧ください。
また、疑問点や不安点などはご来院の際にカウンセリングでもお答えいたします。安心してご来院ください。

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